風疹ワクチン(生ワクチン)

風疹ってどんな病気?
三日はしかとも昔の人は言います。すなわち、一般的にはしかより軽いということですが、はしか同様に治療薬はなく、合併症には注意が必要です。熱と発疹が同時にでてきて耳たぶの後ろのリンパ節が腫れたりします。合併症としては、関節痛、紫斑病(青アザや点状出血がでる)、脳炎などがあります。
この病気が恐ろしいのは妊婦にかかった時であり、胎児に多大な影響を与えます。(先天性風疹症候群)
このため過去には女性にしか接種していなかった時期があります。

接種対象 生後12カ月から7歳半まで
     (麻疹ワクチンの後がいいでしょう)
      ただし、予防接種をしておらず確実な風疹感染もない成人女性で、
      妊娠を考えて
      おられるなら必ず接種しておくことをお勧めします。
     (接種は自費で接種後2カ月は避妊していただかなくてはなりません)

接種方法 皮下注射一回

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