子供の皮膚疾患
夏になると汗で汚れたり、プールがあったりと子供の皮膚の状態は悪くなリがちです。
代表的な疾患についてお話します。
とびひ(伝染性膿痂疹)
皮膚の傷からバイキンがはいって水ぶくれができて、それが、次々と他の部分の皮膚に移っていく病気で、夏になると多くなります。
治療 抗生剤を飲む
(飲まないと次から次へと移っていくため)
抗生剤を塗る
注意 手をきれいにして、かかないようにする
ひどい時は学校や幼稚園は休む
熱がでた時、お薬を飲んでも広がる時、皮膚が赤く腫れてきた時は必ず
再受診して下さい。
水イボ(伝染性軟属腫)
丸く盛り上がったイボがでてくる病気で熱はないのですが、他人にも移るため保育所、幼稚園やスイミングスクールで指摘されることがあります。
治療 先生間でも治療方針は違いますが
(特に小児科と皮膚科で)決定的な方法はありません。
1 塗り薬
2 つまんでとる(全部はとれないが)
3 飲む薬(漢方薬やハトムギ)
4 治るまでまつ(1〜2年かかる)
幼稚園やスイミングスクールで指摘されれば、痛いけどつまんでとってしまいましょう
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