おっぱい
赤ちゃんにとって最適の栄養が母乳であることはもちろんですが、実際の授乳相談も多いので今回は母乳についての疑問にお答えします。

母乳じゃないとだめ?
母乳はいろいろな長所はあるものの決定的なものではありません。安易な気持ちで人工乳にされると困るのですが、いくらがんばっても母乳が出ない方や大変な努力をし ないと出ない人でも人工乳だからといって赤ちゃんに影響がでるわけではありませんので安心して人工乳を与えてあげて下さい。授乳はスキンシップのひとつです。母乳、人工乳の区別なくゆったりとした気分で愛情をもって授乳してあげて下さい。

おっぱいはいつまで?
本来、断乳するまでは母乳を続けていただきたいのですが、最低限、生後3ヵ月程度までは続けるようにして下さい。

おっぱいの与え方は?
母乳は授乳回数が多い程、量が安定します。初期には回数にとらわれず、欲しがれば飲ませていただいて結構です。人工乳を追加する場合も哺乳回数を減らすのではなく、まずおっぱいを吸わせてから人工乳を与える様にしましょう。

母乳がたりている?
哺乳時間と体重の増加で判断しましょう。ふつう一回の哺乳時間は20分程度ですが、それ以上の時間吸っているようであれば、足りない可能性があります。体重は2週間に1度程度測定して母子手帳の体重曲線と比較してみましょう。体重増加が少ない場合はたりていない可能性があります。

断乳について
一歳を目安にしますが無理をしなくても結構です。徐々にストローやマグマグに変え、母乳の回数を減らしていく(ねる前だけはなかなか難しいですが)ようにしましょう。

前ページへ