花粉対策
花粉が原因でおこるアレルギー性鼻炎とアレルギー性結膜炎を花粉症と呼んでいます。昔はおとなの病気と考えられていましたが、近ごろは幼稚園の頃から出始める方もあり注意が必要です。

原因は?
主な花粉はスギとヒノキによるものです。

症状は?
アレルギー性鼻炎では、くしゃみ、鼻汁、鼻づまりが長く続きます。
アレルギー性結膜炎では、眼がかゆい、いたがゆい、涙目、眼の充血などが長く続きます。まぶたが赤く腫れることもあります。

診断は?
毎年、3月から4月頃になると鼻や眼の調子が悪くなる方や、血液検査で花粉に対するアレルギーが判明している場合に診断できます。

治療は?
抗アレルギー薬という飲み薬や年長児では点眼薬や点鼻薬を処方します。
治療のこつとしては、症状がでる前にお薬を使用することで、一般的には花粉が飛びはじまる2月に薬を使用し始めてください。症状がでてからでは効果の少なかった薬でも予防から開始すると大変効果が高くなります。当然、花粉を避ける努力も必要でマスクやゴーグルをすることもあります。また外出から帰宅した時は花粉を家の中にもちこまない様に玄関前で衣服を充分に払うようにしましょう。

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