けいれんの時どうするの?
けいれんってどんなの?
けいれんとは急激に発症する筋肉の勝手な収縮のことをいいますが、一般的には次のような症状がでます
1 手足をつぱったように硬くするか、バタバタを繰り返す
2 数秒以上の意識障害(呼びかけに反応しないこと)
3 眼の動きの異常(一点をみたままだったり、白目をむく)
4 泡をふいたり、顔色が悪くなる
単発でピクッとしたり、細かく手足が震えたり(熱の上がりかけに多い)するのはけいれんではありません
けいれんがおこったら?
1 あわてない
気は動転しますが、ほとんどは数分でとまります
十分以上続くようなら救急車を呼びましょう
2 口にはなにもいれない
舌を咬むことはなく、のどにつめやすくなり有害です、
また体をゆすることもやめて下さい
3 吐くと危ない(つめてしまうので)
吐きそう、吐いたら、顔、体を横に向けて口の中に吐物が残らないようにして下さい
4 熱を測って観察する
熱があるかどうか、持続時間、顔色は特に重要です
顔色が悪くなるようなら救急車を呼びましょう
5 けいれんが止まったら医療機関に相談する
大丈夫なの?(後遺症もふくめ)
9割以上をしめる熱性けいれんでは合併症や後遺症などを残しません
ただし次のような症状を呈する時はできるだけ早く医療機関を受診して下さい
(救急車でもかまいません)
1 十分以上もけいれんが続く時
2 けいれん後も意識がはっきりしない(呼びかけに反応しない)ことが続く時
3 熱がない時
4 けいれん前に熱が数日持続して、機嫌が悪く吐いたりしていた時
5 同日に2回以上もけいれんした時
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