新学期に対する備え
毎年お盆が過ぎるころから９月中旬にかけて小児科や耳鼻科の外来は一年で最も”ひま”になります、なぜ暇になるかというと、感染症が全く流行しないためです、これは学校がお休みになって集団生活が少なくなりうつしあいが減るためです

どんな時期？
日頃聞いておきたかったことや、急がないけどこんなときはどうしたらいいのか、などを
聞いてみるにはよい時期です、また赤ちゃんなども比較的安心して受診できる時期ですので育児相談なども気軽にしてみてください

どんなことをしとけばいいの？
感染症が少ないので予防接種には最も適した時期になります、十月からはポリオや
インフルエンザの予防接種が始まるのでそれまでに三種混合ワクチンや麻疹ワクチンなど済ませれるものは済ませておきましょう、

どんなことに注意しとけばいいの？
夏休みの間に不規則な生活をしていたり、友達関係が乱れていたり変化している場合があって学校生活に支障がでる可能性があります、また二学期にはいると運動会が開催されたり、勉強も本格的になります、ですから子供たちにとってはプレッシャーがかかる時期で、心の問題であるチックやで頻尿、不登校になることがあり、こどもの言動にはいつもより注意が必要です

今後は？
９月中は台風も多く気圧の変化なども見られ、後半になると気温の寒暖差が激しくなるため喘息の発作が出現しやすくなります、１０月になりますと吐き下しが出現してくることがあり注意が必要です