喘息の予防
呼吸をする時にゼイゼイすることを喘鳴といいます。喘鳴はいろんな病気でおこりますが、その中に喘息と言われる病気があります。喘息は呼吸困難を繰り返す(発作といいます)慢性の病気であるため日頃の予防が重要となります。しかし、気長に予防処置を行えば成人になるまでに治ります。喘息の管理についてお話します。
1 発作がおこってくる原因を調べる
(環境や季節を調べたり、血液検査などをおこなう)
2 原因をできるだけ避ける
(部屋の模様替えや掃除の方法を変えたりします)
3 お薬を使用する
喘息のお薬には、発作のお薬と予防のお薬があります。喘息は発作が一回でてしまうと少なくても1ヵ月間は発作が出やすい状態が続くとされています。(つまり完全に治っていない状態)この時期が重要でここでできるかぎり発作をでないようにしてあげることが将来喘息が完全に治るかどうかの鍵となります。発作の時の治療だけでは喘息は治りません。予防のお薬は長期になるのでよく副作用を気にされますが、最初から長期投与を前提に作られている薬ですので、普通の薬と同じと考えて下さい。
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