インフルエンザへの備え
今年は全国的に感染が流行するのが遅いようですがインフルエンザが流行しない年はないため、これからの注意が必要です。今回はインフルエンザに対する備えについてお話します。
流行状況について注意しましょう
インフルエンザから身を守るには流行状況を把握することが最も大切です。なぜならインフルエンザは流行する時期と流行しない時期がはっきり分かれているからです。流行していないようであれば高熱がでていてもインフルエンザである可能性は低いですが、流行していれば微熱でもインフルエンザである可能性があります。流行状況については学校や幼稚園・保育所でこまめに確かめるようにしましょう。また次のようなサイトを参考に自分の周りだけでなく県単位での流行も知っておくと心構えもでき有効と思います。時々チェックしてみてはどうでしょうか。
和歌山市の感染状況 http://www12.ocn.ne.jp/~kansen/
和歌山県の感染状況 http://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/031801/kishukko/index
全国の感染状況 http://influenza.elan.ne.jp/
どうすれば罹りにくくなるの?
予防接種は?
予防接種は予防最も有効な手段ですが1月中旬を過ぎて接種することは遅すぎる可能性も高く、また1歳未満では効果ははっきりしません。
体調を整える
体の抵抗力があがれば罹りにくくなります。睡眠時間をたっぷりとって、緑黄色野菜(βカロチン)や果物(ビタミンC)を多くとると感染に対して強くなります。
環境を整える
インフルエンザウイルスは湿度に弱いとされています。室内を加湿器などを使って適度な湿度に保つことによってウイルスは少なくなります。
ウイルスを寄せつけない
手洗いとうがいを励行しましょう。インフルエンザは基本的には飛まつ感染(くしゃみや咳での感染)ですが、鼻汁やよだれなどを拭いた手などを介して感染している場合も多いと言われており、手洗いは重要です。またどうしても予防が必要な人はマスクを着用しましょう。罹患した人では、咳やくしゃみの飛沫から他人に感染するのを防ぐ効果もあります。
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